頭皮冷却装置(PAXMAN)を導入しました!
薬物療法を受ける脱毛の頻度が高い薬剤を使用する患者さんへ
対象:主に乳癌・卵巣癌・子宮頸癌・子宮体癌でアンスラサイクリン系またはタキサン系の抗がん剤治療を受ける患者さん
対象:主に乳癌・卵巣癌・子宮頸癌・子宮体癌でアンスラサイクリン系またはタキサン系の抗がん剤治療を受ける患者さん
頭皮冷却装置について
国内では2019年3月に日本で厚生労働省に薬事承認され、保険外診療として全国の約50施設で導入されています。頭皮冷却療法に利用されるPaxmanCoolers社の医療機器は全世界の35か国以上で使用されており、3,500台以上設置されています。
専用の冷却装置の内部にはクーラントと呼ばれる冷却液が入っています。約ー4℃に冷却したクーラントをキャップに循環させて継続的に頭皮を冷却します。
専用の冷却装置の内部にはクーラントと呼ばれる冷却液が入っています。約ー4℃に冷却したクーラントをキャップに循環させて継続的に頭皮を冷却します。
頭皮冷却により脱毛を抑制
がん薬物療法は毛包(毛の根元)を損傷し、治療の開始から約2週間後に脱毛します。がん薬物療法が毛包に与えるダメージは頭皮冷却を行うことにより軽減できると言われています。がん薬物療法の前、治療中、治療後に専用の装置とキャップを使い頭皮の温度を下げます。このことにより毛包周囲の血流が減少し、脱毛を抑制することが期待されます。
詳しくは当院HPまたは薬物療法センタースタッフにご確認ください


